東神大学生寮の一室から

高校生の皆様、夏の日々いかがお過ごしでしょうか？

現在東神大学生寮2FはICUの森に囲まれているおかげか、

湿度は厳しいものの扇風機一台で過ごせるくらいの涼しさです。

学生寮は学校から徒歩一分。学校の敷地内に併設されています。現在男女合わせて47名の学生がこの学生寮で生活をともにしています。

授業期間中は学生が持ち回りで行う朝の礼拝をもって一日を始めます。

寮生の親睦のために行事がなされたり、生活をスムーズにするためにフロア会議が行われたりもします。

ある時にはみんなで一つの場所に集まって食事会をしたり、勉強会をしたりもします。

また、ある時には風呂の中で何時間も喧々諤々の議論をしたり、

ある時には誰かの部屋に集まって映画を見るときや聖書や神様について話すときもあります。

生活の中でいろいろな人の普段学校では見られない、良い姿も悪い姿も、見たりします。

今まで生きてきた環境の違いに驚かされて、

それでも根っこの部分でみんな神様から呼ばれてここに居るということは全く不思議に思います。

現在は夏期伝道という行事の真っ最中。

寮のほとんどの人は各地の教会に派遣されて、それぞれのところで奉仕をしています。

そのため、寮の中はいつもよりちょっとだけ静かです。

私がこの文章を書いているこの時間はいつもならば礼拝をしている時間ですが、夏の間はちょっとお休み。賛美の声や奏楽の音色は聞こえません。

この学生寮にまた人が戻ってきて、活気が出てくる頃がちょっとだけ待ち遠しく感じます。

そして、そうやって活気が戻ってくる頃にはまた準備が再開されて、そうこうしている間にあっという間に高校生会になることかと思います。あわただしい日々が待っていることにちょっと苦い気持ちを感じつつ、だけども何よりみなさんにお会いできることを楽しみにしております。

夏の間風邪などひきませぬよう。　神の御守りがそれぞれの上にありますように。

学部三年　狩野進之佑