今日のブログメッセージは、流しそうめんリーダーの学部4年生の牧師・細田さんです(^^)v
実行委員長から細田さんの紹介をと頼まれたので前文を記してます…。
細田さんの文を読みつつ、自分がノリで細田さんに頼んだのを思い出しましたw
寮で一言声をかけて、企画から運営まで完璧にやってしまった細田さん。
冷静沈着、頭脳明晰、寮の頼れるミニスター(牧師)細田さんです♪ By上野
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「高校生会で流しそうめんをやってくれませんか」と上野さんから言われたのは9月のことでした。すぐにはお話の趣旨がわからずにいましたが、当日の昼食に用意するメニューのひとつに流しそうめんを加えたいということでした。6月に催された寮の「活き活きフード対決」で、わたしたちが器具をつくって、そうめんを流したことを覚えてくださたっていたのでしょう。お話を聞きながら咄嗟(とっさ)に、「そうめんは食べるのに11月は遅すぎるのでは」という思いがよぎったことを覚えています。
それでも引き受けた以上は準備をしなければなりません。10月からが同じフロアーのメンバーに声をかけて食材の買い出しや、そうめんを流すための器具を作るための打ち合わせをしました。その際に話題になったのも、11月はそうめんを食べるのに寒すぎるのではないかということでした。メンバーからは「冷麺ではなく温麺にしたら」とか、「暖かいつゆをつくってポットに入れておいたら」といったアイディアも出されました。結局はそれらのアイディアをかたちにすることができないまま、当日を迎えることになりました。
ひんやりとした空気につつまれるようにして11月3日がやってきました。朝から「こんな日に流しそうめんをやるのは場違いではないだろうか」という想いがわたしの脳裏を去りませんでした。果たして高校生が喜んでくれるのかも心配でした。
午前中にメンバーで手分けをして麺をゆで、集会室にそうめんを流す器具を作りました。そして。いよいよ「まじで昼ご飯」の時間がやってきました。参加者ひとりひとりにサンドウィッチが行き渡り、彼らがそれを食べた後が流しそうめんの番です。果たして高校生たちは来てくれるのかと固唾(かたず)をのんで待っていると、高校生たちは真っ先にわたしたちのいる流しそうめんのところにきてくれたのです。最初に笑顔を浮かべた3人の女子高生が駆けつけてくれました。それから少し遅れて2人の男の子がやってきてくれました。ひとりひとりにお椀を手渡して、つゆを注ぐと、丁寧に「ありがとうございます」と言ってくれました。そして楽しそうに流しそうめんをすくって食べていました。わたしはその様子を見た途端に、それまでに抱えていた心配が消え去って、ホッとした気持ちにつつまれるのを感じました。それは言いようのない大きな安堵感でした。
わたしたちの手掛けた流しそうめんは、「まじで昼ご飯」の中で一種のアトラクションの役割を果たせたのではないかと思います。晩秋の東神大で食べた流しそうめんは高校生たちにどのような印象を与えたのでしょうか。考えてみれば、東神大と流しそうめんというのは実に奇妙な取り合わせです。この奇妙なところがむしろ東神大らしいのかもしれません。
G4 細田眞
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